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さいたま発○○行きⅡ


いつかまたさいたまへ
by RED-X_saitama
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おがさわら丸で行く硫黄3島クルーズ2010 その2

硫黄島まで北上したときには、あの南硫黄島のどんよりとした天気はどこへやら、
青い空に白い雲がわき、強烈な日差しが海を照らしていた。

硫黄島の知識は、映画「硫黄島からの手紙」で見た、
太平洋戦争の激戦地であったという内容くらいなもので、

おがさわら丸で行く硫黄3島クルーズ2010 その2_c0131981_22145054.jpg
硫黄島の摺鉢山が見えてきたときには、
「あの山の中で渡辺謙や二宮君が・・・」なんて思ってしまった。

もとは硫黄採掘のため明治22年ごろから入植が始まり、同24年に日本領土となった。
サトウキビなんかも栽培されていたみたい。
ただ太平洋戦争時、昭和19年には軍隊を残し強制疎開となる。

日本返還後は自衛隊基地となり、関係者以外の上陸はできない。
もとから硫黄島に居た人でさえその地を踏むことは許されないとのこと。
ただ、墓参や遺骨収集で上陸することはでき、
島には、その際の宿泊施設として利用される施設がある。


島のそばには、島内のエネルギーとなる燃料を積んだ貨物船が停泊している。
護岸整備がされているわけではないので、接岸はできない。

おがさわら丸で行く硫黄3島クルーズ2010 その2_c0131981_22213181.jpg


海岸線は特徴のある岩が並ぶ。おがさわら丸で行く硫黄3島クルーズ2010 その2_c0131981_22213844.jpg


南硫黄島とは違い、人のいる硫黄島。逆に野鳥の姿は見かけない。
おがさわら丸で行く硫黄3島クルーズ2010 その2_c0131981_22214545.jpg


自衛隊の施設に、ヘリコプターが離発着していた。
父島や母島で急患が出た際は、自衛隊のヘリコプターが出動し、
患者を一度ヘリコプターで硫黄島に運んでから、
自衛隊機で内地へ向かうらしい。
おがさわら丸で行く硫黄3島クルーズ2010 その2_c0131981_2221528.jpg


見えている穴は、戦争の跡なんだろうね。この中で渡辺謙と・・・(しつこい!)おがさわら丸で行く硫黄3島クルーズ2010 その2_c0131981_222207.jpg


硫黄島を1周したあと、おがさわら丸で行く硫黄3島クルーズ2010 その2_c0131981_2222764.jpg
顕花、そして黙祷をして硫黄島を後にした。

by RED-X_saitama | 2010-08-12 22:36 | 関東(埼玉以外)
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